治療と日常生活

難病の潰瘍性大腸炎もっと知ろう

潰瘍性大腸炎とは大腸粘膜に潰瘍やびらんができる大腸の炎症性疾患です。自律神経や感染、免疫などとの関係を考えている説もありますが原因は不明です。症状は粘血便、下痢、腹痛などの他に発熱や貧血などもあります。もともとは日本人に少ないと考えられていましたが患者数が増えてきています。診断は大腸の内視鏡検査です。重症の場合は入院や絶食が必要になることもあり、社会生活に支障が出る場合は大腸の摘出手術をすることもあります。原因不明で再発しやすい潰瘍性大腸炎は厚生労働省の特定疾患に指定されているので、申請すると医療費の補助が受けられます。申請は強制ではありませんが、医療費の負担を軽減できるというメリットがあります。

潰瘍性大腸炎でも日常生活はおくれる

潰瘍性大腸炎は良くなったように感じても数カ月から数年経って再び悪化し、それを繰り返す再燃緩解型やずっと症状が続く慢性持続型というタイプの方も多くいるので、症状がおさまっても治療を続けることが大切です。しかし潰瘍性大腸炎は発症から10年以上経つと大腸がんのリスクが高くなるとも言われ大変なイメージもありますが、治療を始めても通常の社会生活が可能な場合も多いです。気をつけなければいけないのは症状が出ている時は大腸を安静にするため脂質や食物繊維の多い食事を避けることが望ましいことです。アルコールや香辛料などの刺激のある物も控えたほうが良いです。また肉体的や精神的なストレスを感じると症状が悪化することもあるので、気分転換や考えかたを変える、無理をしないなどストレスを受けない、溜めない生活も重要です。